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ちとインターナショナルな感じ

アトリエ双香・大谷美香作品

春まっさかり。上は散りかけたチューリップで作ってみた作品です。
お花は、花瓶にいけていても、ゆっくりとその姿形を変えていきます。もちろん、蕾の頃の凛としたチューリップや、誇らしげな満開なときのチューリップもすてきですが、終わりの頃のチューリップも味があって私は大好きです。
これまた花の終わったボケと合わせて、ひとつの絵になるようにいけてみました。

さて、先週お稽古は終わったばかり。お稽古レポートは次回にして、今日は日常報告でもしてみようかと思います。

長女も大学の寮へ行き、受験の嵐も去って、生活が少し落ち着いてきたので、去年は自粛していた「アトリエにインターナショナルな風を取り込む」ことを、今年は力を入れてやっていきたいと思います。
まず、海外からの生徒さんを積極的に受け入れることにしました。もちろん、観光客の「いけばな体験」も含め。

正直なところは、少しでも世界の人に「日本ってかっこいい」と思ってもらいたいからです。
今こそ、自信を取り戻したいというか。
できるところから、ちょっとずつ、です。

まず、生徒さんの義理のお母さんへ出張いけばな体験レッスン!
特別レッスン

特別レッスン

特別レッスン

アメリカの方ですが、とても優しくて上品なお母さま。素敵です!

次はワシントンからのアメリカ人の方。アトリエのない日だったので、プライベートレッスンです。

特別レッスン

ご主人の出張にくっついて1週間だけ日本にご滞在。絵や写真をやられていて、作品を見せて頂いたら趣味のレベルを超えていました。アーティストでした!
その美的感覚のせいか、初めていけた生け花作品が下の写真。初めてとは思えない出来栄えです。

特別レッスン

デボラ(彼女の名前ですが)と盛り上がったのは、ハンカチの話。いたくデパートのハンカチ売り場に感動していました。あんなにハンカチを売っているのは、世界中日本だけ!とお土産をたくさん買っていました。
アーティスト気質のため、ハンカチのデザインに感動! タオルハンカチにも感動!
「じゃあ、アメリカ人は何で涙とか、洗った手とか拭くの?」と聞いたら
「ティッシュペーパー」だそう。そういえば、あっちのティッシュってかなりごつかったっけ?
「映画で涙とかハンカチで拭いてない?」「あれは嘘だね!(爆)」ということでした。

さて、お教室にもレギュラーで海外の方が2人入ってきてくれました。

まずは、ドミニカ共和国のラウラ。モデルのように綺麗な26才です。

ラウラ

ラウラは、日本の大学院へ国の奨学生として来ていて、来年国へ帰らなければならないので、ものすごく一生懸命生け花を勉強しています。
そして、日本人の誰よりも上達が早い! 

そしてもう一人は、ロスからやって来たテイラー君。

テイラー君

テイラー君は、話していると知的で落ちついたアメリカ人。生け花の哲学的な面にも興味があるそう。音楽業界の人です。
はじめ、メールの文体も落ち着いているので、すっかり中年のおばちゃんだと思っていた私は、玄関を開けて、めちゃくちゃびっくりしました。そういうことは、「よくある!」そうです。なんせ、テイラーは、女性でも男性でも使う名前なので。

次は草月本部で。
3月のことになりますが、本部で行われる「インターナショナルスクール・PTAのママたち用 生け花体験レッスン」にアシスタントとして参加しました。

インターナショナルスクール

インターナショナルスクール

教室に入ってくると、もうおしゃべりが止まらないママたち。その雰囲気が日本と全く同じで、「どこの国でもママはママ」と少し笑っちゃいました。

以前、報告していた海外用の草月生け花雑誌に、私の作品が載りました。草月本部で撮影して頂いたものです。

雑誌掲載
雑誌掲載
雑誌掲載

pdfで拡大して開けるようにすればいいんでしょうけど、うーん、やり方が分からないから、ま、いいか。
雰囲気だけでもお伝えできれば。

こちらで2枚目の写真が見られます。(草月本部のページです)

ということで、ざざざざーーーと私の新しい試みをレポートしてみました。

つくづく外国の方へ「生け花」を教えるのは難しい。教科書で使われている表現を使ってもうまく伝わらなくて、いろいろ思考錯誤しているうちに、相手の心にストーンと落ちる表現が見つかったりします。
日本人だと、やはり同じ土壌で育っているので、結構あうんの呼吸で伝わることも多々あるのですが。
とても勉強になります。

難しい! でも、だから面白い!

それに、日本を褒めてもらえるのは、正直、かなり気持ちいいです。
まだまだいける、日本! そう思わせられるというか、思いたいというか。

さて、最後は桜の写真で。
桜の花をいけていると、花が散った後、新芽が芽吹いてきます。
この瞬間に、私は心ときめきます。新芽のすがすがしい緑に、生命力と希望を感じます。
生け花って、生きている! そう思う毎日です。

アトリエ双香・大谷美香作品
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[ 2013/04/17 18:15 ] アトリエ双香 | トラックバック(-) | CM(0)
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