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外国の方へのデモンストレーション終わりました!その1

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今日は、5月31日に行われた私のデモンストレーションの様子をレポートしたいと思います。
前回お伝えしましたように、日本在住の外国人の方へ日本文化を紹介している団体からのリクエストで、生け花のデモンストレーションを行いました。
デモンストレーションというのは、お客様の目の前で生け花を初めからいけていき、そのいける工程を楽しんでいただくもので、いろいろおしゃべりしながらいけていきます。
今回は、全て英語トークなので、できることならちょっと笑いもあるような和やかな雰囲気にしたい。目指せ、ジョブズ!といったところでしょうか。

難しいのは、まずお客さまに分かりやすいように後ろからいけていくことと(後ろいけと言います)、トークもひとつの見せ場なので、いけながら喋ることのふたつでしょうか、大きくは。いけていると、ついつい無言になりがちなので。

生け花を見るのは初めて!という人ばかりなので、「生け花っていいな!」と思って欲しいし、できれば「やってみたいな!」と思って欲しい。そんな気持ちで、いろいろ構成を考えてみました。

場所は、原宿のSTUDIO PETUというところ。H&Mのすぐ近くです。
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4時開場4時半開始だったのですが、皆さん早めにどんどんいらっしゃいました。
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まず始めに30分ほどスライドを使ってトークタイム。
生け花の歴史や意味、そして私の作品を見せながら、どんな気持ちでいけたのか、説明していきました。4_20140612140218916.jpg
こういうスライドを作ったのは、初めてですが、なかなかうまくいきました。 スライドがあると、それっぽい(笑)
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これは、生け花の起源についての説明。昔々、人々は、松や竹の常緑をまっすぐに立てて、神を迎えようとしていました。そんな神道の習慣が生け花の由来とも言われています。
ちなみに門松はその名残り。
「日本には800万以上、神さまがいるんですよ!」というと、大抵外国の方は感動されます。
「トイレの神様」というヒット曲もありますし。そんなよもやま話もしながら、できるだけ楽しく歴史の説明です。
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私の柳を使った作品。柳って、人っぽく見えませんか?と説明しています。
草月生け花のゴールは、自己表現、自分を反映させながら「私の花」を創ることなので、そのあたりを写真を見ながら分かって頂けたら、との試みでした。
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歴史スライドと私の作品スライドは、かなりの数があるので、ここでは省略します。

そして、いよいよデモンストレーション。1作目は、伝統的な基本の花型。
剣山や鋏の使い方なども説明します。
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今回は、私の可愛い素敵な生徒さんにアシスタントをして頂きました。
デモにアシスタントは必須です。花材を見せてもらい、どの枝をどこにいけるか判断していきます。
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2作目からは、自由な形で。これは、初夏の爽やかさを感じて欲しくていけたものです。
「梅花空木の緩やかな曲線をいかしていけていきます」
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「次々に緩やかな線を横に伸ばし、大きな空間を取り込んでいきます。」
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「ボリューム感を出すため、そして爽やかな色をポイントにするため、レモン色の百合を組み合わせます。」
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できあがりは、こちら。
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3作目は、植物のさまざまな線を楽しむ作品。
ニューサイランの葉のまっすぐなラインと漂白キウイ蔓の曲線の組み合わせの楽しさを、いけながら伝えていきます。
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華やかさを添えるため、ピンクの大きなアンスリウムを加えていきます。
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「できました!いかがでしょうか?」
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できあがりは、こちら。どの作品もできあがり作品は、みなさんが帰った後で、慌てて掃除をしながらメモ代わりに撮影したので、あまり上手には撮れませんでした。残念!
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4作目は、水を主役にした作品。夏にはうってつけですね。
「水中に大きな葉(モンステラ)を沈めると、水が視界を湾曲にする効果によって、葉がまるでオブジェのように不思議に見えます。」
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「横に大きく葉や花を広げることによって、作品に膨らみが生まれます。」
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できあがり。
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5作目は、1種類だけの花材を使う通称「一種いけ」 今回は、「ふとい」を使用しました。
「ふといで植物の本来の形とは違う幾何学的な構成を作っていきます。」
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「垂直の線、水平の線も加えて、ダイナミックな形に仕上げていきます。」
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できあがりは、これ。
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6作目からは、「剣山がなくても、花瓶がなくても、あなたも気軽にできる生け花&アイデアテクニック」を披露してみました。
まずは、花をいけるということを、身近に感じて欲しくて。
6作目は、「ワイングラスを使って」
大きな葉(葉蘭)をくるくるまるめて、それを花留めにすることによって、バラ1本がグラスに上手にいけられますし、スタイリッシュにきまります。
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7作目は、「葉で縫い物」 
スチールグラスという固く細い葉を針と糸に見立てて、大きな葉(谷渡り)を縫っていきます。
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できあがりは、こんな感じ。小さなガラスの器に入れた生け花ですが、ちょっとした工夫でかっこよく見えます。
白い花はカラーで、葉と葉の間から鳥が飛び立つようにいけました。
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葉と葉にサンドイッチされるようにモダンな菊が3本入っています。横から見ると、また別の表情が楽しめます。
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あまりに長いブログになってきたので、その2へと続きます。
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[ 2014/06/12 16:41 ] お仕事 | トラックバック(-) | CM(0)
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プロフィール

MIKA OTANI

Author:MIKA OTANI


生け花サロン・アトリエ双香を主宰。毎日のさりげない遊びで日常をゆるやかに過ごせたらいいな。
そう思います。
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