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インドでデモンストレーション 当日編その1

インド・ニューデリーでデモンストレーションをやることになり、とうとう当日を迎えることとなりました。
今日もレポートは続きます。

当日、早朝に激しいスコールが降ったおかげで、いつもより涼しい穏やかな天気を迎えることができました。
灼熱のインドでは、雨は暑さをしのいでくれる恵みの雨です。
場所は国際交流基金のホール。
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10時過ぎからお客さまがいらっしゃるということで、宿を出て9時から準備スタート。
本当はもっと早めに入りたかったのですが、9時からしか入れない決まりなので、仕方ありません。
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テーブルセッティングから始まります。驚いたのは、ボロボロの木の机に職人さんがトントンとトンカチで布を固定していき、美しく輝く、ちょっとホテルチックな外観に変身させてしまうこと。
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これ専用の職人さんがいるそうです。

私はというと、お客さんが来る前に急いで2作品を仕上げます。
1時間のデモ時間で、実は7作品作って欲しいと言われたのですが、それはさすがに慌ただしいかなと思い、2作品はデモが始まる前に作り置きし、皆さんに見ていただくことにしました。
デモを行うのは5作品。はじめの挨拶やら終わりの挨拶やらを入れると、50分ほどしかないので、1作品10分で作るようにしなくては、と心に刻みます。

慌てて完成させた2作品はこちら。
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市場で購入した竹細工を組み合わせ、左の丈のある花器とつながるようにして、全体的にひとつの作品としました。竹細工は前日にスプレー缶で塗ったもの。まだ乾きが甘いので、着物につくのではと、びくびくしました。
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椰子系の葉ですが、花火のようにも見えます。枝のラインが美しくて、それを生かすように生けています。
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こちらは、ウォーターリーフとガーベラを組み合わせて、少しポップな雰囲気で。ガーベラは、ウォーターリーフに切り込みを入れて、そこに差し込むようにして、生けています。ガーベラの茎の面白さを表現したくて、作りました。
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外国人へのプレゼンでは、ちょっとしたジョークを入れることを心がけているので、ここでジョークをひとつ。
日本語に訳すと全く面白くないのですが、
「この作品にふたつのタイトルを考えてみました。あなたはどっちが好きですか?
その1 私は脚も美しい byガーベラ その2 私の脚、どうよ? by ガーベラ」
会場では、ばか受けしたので、良かった良かった。それにしても、訳すと全くもっていまいちです(笑)

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予定通り開場し、みなさんが揃ったところでヴィーナが私を紹介してくれます。
60名ほど来て頂きました。当たり前ですが、インド人ばかり。急に孤立無援な気分になるので、あまり会場を見渡さないようにします。
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私からご挨拶。みなさん、興味津々なのが分かるので、ここはまたひとつジョークを交えながら、ヴィーナとの出会いやインドへの印象などを話しました。
ちょっと空気が和むのを感じます。
事前に作ってあった2作品について説明した後、いよいよデモ開始。
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以前のレポートでお話した花器登場。ふたつの花器をひっくり返し、別の形にして使います。
草月の中では、そんなに斬新な方法ではないのですが、「おーー!」とどよめきがあったので、「あ、これはいけるかも!」と勇気が出ました。
海外の人は反応が分かりやすいので、モチベーションが上がります。
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サビーナの庭で切らせてもらった、ゴールデン・ボトル・ブラッシュの登場。
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見えにくいのですが、花器の口元を葉で(名前は分からず)覆い、口元から水が湧き出るような形を作りました。
そこに、赤いカラーのラインを加えていきます。
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さらに、赤く染めた葉を加えて、完成。
ちなみに写真はインド人のあるご婦人に頼んだら、ブレブレでした。まあ、そんなこともあります。
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次の作品は、マグノリアの葉の美しさを際立たせた作品。「サビーナのお家から、頂いたんです」と、説明しています。
オレンジ色のシャツを来たグプタは、私にマイクを向けるためにいてくれています。両手を使うのでマイクが持てなくて。
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茎の留め方などを説明しながら、マグノリアを生けていきます。
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実のついた枝は、インドではフローレスンスと呼ばれているもの。椰子の太い茎付近にできる花の一種だそうです。ちなみにフローレスンスは英語では開花期のこと。
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最期に水引で優しい曲線を描きました。水引の説明もしながら。
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出来上がりはこちらです。マグノリアは、葉だけでも華やかで豪華。それを表現したくて作りました。

3作目以降、次のブログに続きます。
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[ 2014/09/15 18:29 ] お仕事 | トラックバック(-) | CM(0)
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プロフィール

MIKA OTANI

Author:MIKA OTANI


生け花サロン・アトリエ双香を主宰。毎日のさりげない遊びで日常をゆるやかに過ごせたらいいな。
そう思います。
http://www.atelier-soka.com
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