さあ、今日でインドでのお仕事レポート最後にしようと思います。
いよいよ最終地点、ニューデリーへ。去年も同じところ、同じメンバーのサポートを受けながらデモをやらせて頂いたので、ちょっとホームグラウンドに帰ってきた気分。
今回は、ホテルではなく、支部長にしてインド名誉理事のヴィーナのお家にホームステイ。

おなじみの歓談ルーム。

今回泊まらせてもらったゲストルーム。シャワーやトイレもついてるんです!感動!

前回と同じくサビーナの家で枝や草ものをカットさせてもらいました。

広大な庭です。

スタイリッシュな大邸宅です。

再会を祝して、ランチブッフェ。ご馳走になりっぱなしです。
翌日は早朝から花市場へ。

去年と同じプーリティに付き合ってもらいました。交渉ができないので、子どものように「これ欲しい!」と言って、後の交渉はプーリティにやってもらいます。

今回の下いけは、レティカの家で。1日目、2日目とずっとお家を下いけのために貸してくれました。

今回は大きめの作品にもトライします!

続々と去年と同じメンバーが駆けつけてくれて、再会に興奮しながら、文化祭のようなノリです。


またもランチブッフェをご馳走になり。

インド料理はレストランで食べるよりも、この家庭料理のほうが、あっさりしていて新鮮で、デリシャスなのです。

これが、彼女自身が作っているのなら、申し訳なさすぎて心が痛くなるのですが、みな一家に一人シェフを雇っていて、彼が作っているので、彼女を疲れさせていない、と言う点で、少しほっとできます。洗物や後片付けも使用人なので。
関係ないのですが、いろいろ伺った中で、ニューデリーで一番すごかったのは、こちらのお宅。

これ、家です。「宮殿みたい!」と驚いて、みんなに笑われました。
ニューデリー入りして4日目、いよいよデモとワークショップです。
1日でふたつともやることにしました。 場所は、日本交流基金のホールで。

「久しぶりだねー」の温かい空気に包まれて、私もリラックスしてご挨拶。

いろいろなヤシがインドにはあるので、名前は何か分からないのだけど、流れのあるヤシの葉の先端だけ残し、茎の美しい流れを強調するようにいけてみました。

赤い花のように見えるのは、葉。先端だけ赤くなっている葉を残し、緑の部分を整理して、蝶に見立てました。

完成!

どんどん制作して全7作品。

8作目は、大きな作品です。柑橘系の実も入れました。

センターはこんな感じとなっています。

では、説明していると長くなるので、2作目から7作目は写真のみで。

2作目

3作目

4作目

5作目

6作目

7作目
以上はじめの2作品を入れて全部で9作品です。
詳しい説明などをそえてアルバムを作っていますので、もし良かったらみてくださいね。
ニューデリーでのデモとワークショップ・写真アルバム日本大使館の大使夫人が来てくださっていて、プレゼントを頂きました。

大使夫人、そしてインド日本婦人会・会長の方と。


デモが終わると、少し休憩して、午後はワークショップ。お題は、ムンバイと同じにしました。


みんなの中をぐるぐる回っています。あちらこちらから声がかかるので、このときばかりはちょっと人気者ですね。

みんなでティータイム。

全てが終わって、助けてくれた旧知のメンバーと写真撮影しました。
2週間ほどずっとやっていたので、長かった。
終わってほっとしました。今はサポートしてくれたインド人の陽気さ、温かさに感謝するばかりです。
翌日日本に発つ前に、ヴィーナのお孫さんたちに生け花を教えました。

15歳のお姉ちゃん。

10歳の妹ちゃん。

小さな種が何かの形で花を咲かすことを願って。
これにて、インドレポートは終了です。
最後まで付き合ってくださって、ありがとうございました。
9月からまたお稽古始まります。
いけばな・インターナショナル(I.I.)の財務担当理事のお仕事も、ひーひー言いながら、やっています。
9月14日に一葉式のお家元をお呼びして、I.I.主催のイベント(お家元によりデモンストレーション)があります。
場所は青山方面です。
私も主催者側として参加していますので、生徒さんで興味がある方は、直接私に問い合わせてください。
では、日本はいよいよ秋へ。
秋の花材、楽しみです。
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