生け花のいいところ

いけかえ1

「よくどんなお花やってるの?」と聞かれることがあります。写真なしに説明するのはなかなか難しいのだけど、「よくあるフラワーアレンジじゃないと思う」と答えます。

フラワーアレンジの基本と言えば、メインはお花を使って、こんもりと器にまるーく盛り付けたり、三日月型にしたりでしょうか? 発展型はいろいろあるけれど、まず花をメインにしていること、たいてい左右対称できっちりしていることが頭に浮かびます。綺麗なのだけど、誰がいけても同じに仕上がってしまうような気がして、実は私はあまり好きではありません。

私は草月流に属しているのですが、草月はある程度型を習った後は自由。同じ植物と向き合って、どう自分の個性を出していくかをすごく問われます。つまりは型を習った後の修行は、教科書がないわけで、それぞれが暗中模索していく感じ。アイデア勝負な訳だから、好きな人ははまるけど、たまにつらそうな人も見かけるのは事実。まあ、そんな人は型ばかりいけてます。

生け花をやっていて、特に好きなのが、植物の枝や葉をとても大切にするところ。花ばかりがメインの西洋風とは違って、より自然の風を感じられるような気がするのです。

上の写真は、前回の試験管花器でいけたカンガルーポーとミスカンサスにドウダンツツジを加えていけ直したもの。おなじ花材でも全く違った雰囲気に思えませんか?

いけかえ2

こちらの写真も、同じ花材。試験管のときと量も全く同じです。

バリエーションが無限大に広がるところ、花器に向かったときの気分によって、同じ花材でも全く違う作品ができるところ。そんなところが生け花の魅力だと思います。

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[ 2010/11/06 23:06 ] いけばな・フラワーアレンジphoto | トラックバック(-) | CM(0)
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プロフィール

MIKA OTANI

Author:MIKA OTANI


生け花サロン・アトリエ双香を主宰。毎日のさりげない遊びで日常をゆるやかに過ごせたらいいな。
そう思います。
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