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ムンバイでのワークショップ

さて、今日もインドレポートですが、なかなか終わりません。
だんだん書くのに疲れてきたので、かいつまんでのご紹介にしていきたいと思います。
フェイスブックをやっている方はフェイスブックを見てくださいねー。あちらのほうが断然詳しいので!

ワークショップというのは、来て下さったみなさんが生け花に挑戦するということ。
そのためにお題を出すのですが、お題は2つ用意しました。
初心者の方には、「自分の気持ちを表現してみる」
上級者の方には、来年新しく出る草月の教科書より「動き出す植物」 作品の中の動きを意識しながら作ってみること。

はじめにお手本的なもの、6作品をデモしました。

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ココナッツの葉をくるくると丸めて。
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Rolling up という動きを意識しながら。
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このあと、デモは5作品制作しました。
他の作品については、ぜひ写真アルバムをご覧ください。
ムンバイのでワークショップ・写真アルバム

デモの後、50人ほどの参加者のみなさんが、作品にトライしていきます。
その中を私は、あちらこちらから呼ばれながら、魚のように旋回し、アドバイスしたり、褒めたり、一緒にいけてみたりとしていきます。
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最後にみなさんに参加証書みたいなものをお渡しして記念撮影。
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これにて、ムンバイでのお仕事は終了!
熱い4日間は終わりました。

そして、この後、1日だけ遊んでからニューデリーのほうへ発ちます。
その様子はまた次のブログで。
[ 2015/09/06 14:46 ] お仕事 | トラックバック(-) | CM(0)

ムンバイでのデモンストレーション

ムンバイでのデモ当日。

ホテルのバンケットルームの前には、すでに表示が!
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会場にはまず竹のオブジェ。写真では分かりづらいのですが、高さ2メートルほどになります。
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紫陽花の作品。
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ヤシの葉を太陽のような形にした作品。
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ヤシの実の殻を利用した作品。

大きめ作品を4つ会場に展示しました。

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まずは、伊藤公使のご挨拶からスタート。

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インドの庭にはよくあるこの大きな葉。みんなが見慣れた花材を違った視点で作品にできないかと、わざと使いました。
大きいので、迫力があります。
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これをどんどん折りたたみ、折り紙のように扱うことで、会場からは「おおー」というどよめきがあがります。

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完成。写真よりもっとかっこ良かったのに、私が写真を撮るころには、形が崩れていました。
みんな興味があると、触っちゃうんですね。仕方ないです。

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これは、小さな花器でも空間をいかすことで大きな作品が作れますよ!がテーマの作品。
小さな花器に、これまた大きな葉を差し込んで、流れを強調しました。
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大きなヤシの葉を見せ、わざと周りを全て切り落とし、中心部だけ、使います。 そうすると、かわいい団扇のようなものができあがります。とっても「ウケた」作品のひとつです。
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スパリという大きな実を市場で見かけ、実そのものを花器として使いました。
「ありふれたものでも、花器になる」というメッセージを添えて。この発想も、現地の方にはなかったようで、歓声があがりました。
とにかく反応がとてもいいので、こちらもノッテきます。
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とても口の小さな花器。これでは、あまり花が挿せないので、まわりに枯れた枝を組み合わせたオブジェのようなものを作り、固定します。そうすることで、大きく派手な作品へと変化。花はそのままドライフラワーとなる赤いバンクシャーを使用。
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青い花器に、極楽鳥花の花の部分のみたくさん使って、海の中のさんご礁に見立てました。
作品名は「インドの青い海」
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さてさて、全部で11作品デモしたので、まだまだあります。11というのは、インド人にとって、良い数字だそうです。
他の作品は、アルバムでご覧ください。
ムンバイでのデモ・写真アルバム

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最後にみんなで記念撮影。
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この方はボリウッドスターです!
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ムンバイ支部のみんなと。

さて、デモが終わると、着物を脱ぎ捨て、翌日のワークショップの準備へ支部長の教室へ再び移動!という過酷スケジュールでした。

翌日のワークショップの様子は、また次のブログで。
[ 2015/09/06 14:17 ] お仕事 | トラックバック(-) | CM(0)

ムンバイ日本領事館からのご招待

ムンバイ2日目。
早朝5時に起き、花の卸売り市場へ。
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朝から活気があります。外国人は私だけなので、もちろん目立っています。みんながじーっと見てくるので、もはやスター気分でしょうか(笑)
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葉物もたくさん売られていますが、どうしても茎の部分がばっさりカットされているので、長さがないんですよね。
やっぱり、昨日サーシャの庭で切らせてもらってよかったと、ほっと一安心です。
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一緒に行ってくれたラジャーシュリー。インドは交渉社会なので、ずっと値段の交渉が続きます。結構、けんか腰です。インド人同士でこれだったら、もう私たち外人は値段交渉は無理だなーと思うぐらいの、激しい交渉です。

この後、ホテルに帰り、朝食ブッフェを食べてから、また支部長の教室で下いけ。
この朝食ブッフェが、ムンバイでの私のささやかな楽しみでした。
おいしいし、一人で静かだし。そのぐらい、ムンバイ人は一緒にいるとおしゃべりさんなのです。

この日の下いけは無我夢中でやっていたので、写真も撮り忘れました。
竹のオブジェも作って欲しいと言われたので、このオブジェ作りに結構時間をかけました。
日本だと竹を細長く切ったものを生け花専用のお花屋さんに頼んだりできるのですが、それはこちらでは無理なので、電動のこぎりで切断しました。
みんな竹の粉まみれです。
作品は、デモ当日の写真にアップしますね。

この下いけを午後5時に終了。なぜなら、午後7時から、ムンバイ日本領事館の公使ご夫妻からディナーにご招待頂いていたからなのです。
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ご招待状。こういうご招待を頂くのは、人生初めてです。
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ムンバイは大きな都市。私の宿泊ホテルやみんなのお家があるのは、ジュフービーチ地区で、いわゆる海沿いの高級住宅地。ここから領事館のある中心部へは、車で1時間ほどかかります。
みんなも私もご招待に心が浮かれて、「さっきまで竹の粉まみれだったのに、慌てて着替えてきたー」「シャワー浴びる暇はなかったよね」「そのサリー、素敵!」みたいな、女子トークで盛り上がりました。

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途中みんなに撮れ撮れ!と言われて撮ったインドで一番お金持ちのなんとかさんの家。奥側の灰色のでこぼこしたビルです。
家というより「ヒカリエ」ですね。

それでは、領事館のディナーメニューをご紹介。
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前菜。大きな白い葉で覆われています。里芋とほうれん草のおひたしと蓮根のきんぴら。
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大きな氷のカマクラの中にあるのは、カッテージチーズのマーボー豆腐風味。
ベジタリアンの人がいるので、食事は気を使ってベジタリアン向けになっています。
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チーズの味噌田楽と桜餅風の甘味とジャガイモの山椒風味。
じつは、このジャガイモの山椒風味、私のレシピなんです。
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公使がわざわざ私のことをいろいろ調べて下さったみたいで、私のスタイリスト用のHPにレシピコーナーがあるのですが、そこからわざわざ一品シェフに作るように取り計らってくださいました。
心憎い演出に感激です。
こちらがスタイリストとしての私の個人HP
こちらがそのレシピページ
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最後は稲荷ずしと野菜の天ぷら

お料理はまずベジタリアン向けにいろいろ気を使わなければいけないのと、自由に材料が手に入らないことで、日本とインドのフュージョン料理でしたが、その演出の仕方が、繊細で日本っぽさを感じました。

食事中、公使はいろいろ話題をふってくださるのに、あんなにおしゃべりなムンバイ人たちが、神妙な顔で静かに「Yes」とか言っていてやたら静かなのには、笑いました。
どうやらかしこまった雰囲気が苦手なようです。下町っ子なんですね。

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最後にみんなで記念撮影。
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伊藤公使ご夫妻と。

ご夫妻は翌日のデモに来てくださり、伊藤公使はスピーチまでしてくださることになっています。

お食事も終わり、夜9時過ぎ、もといたジュフービーチ地区に戻るため、車に乗り込むと、また何かスイッチを入れたかのように、弾丸トークをはじめるムンバイ人たちなのでした。

では、デモ当日の様子は次のブログで。
[ 2015/09/06 11:29 ] お仕事 | トラックバック(-) | CM(0)

ムンバイでのデモに向けて・準備編

インドのムンバイ、そしてニューデリーでのデモやワークショップを終えて、無事日本に帰ってきました。
8月は、私用でアメリカへ、そしてその後すぐインドのほうへ旅立ったので、ほぼ日本にいませんでした。
フェイスブックをやっている生徒さんは、遠慮せず、ぜひ友だち申請してください。フェイスブックには、日常茶飯事的に記事をあげているので、すぐに私の近況が分かります(笑)

では、早速今日からインドレポートを続々ブログのほうにアップしようと思います。

まずは、ムンバイ。
去年、ニューデリーで私がやったデモが話題になり、今年はいけばなインターナショナル、通称I.I.のムンバイ支部からデモとワークショップの依頼を頂きました。

ムンバイの前に次女のいるプネという町で、学校に行って、教室をのぞいたり、先生たちと話したりしていたので、プネからムンバイへいざタクシーで移動。約4時間ぐらい。
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途中寄った高速の休憩所さえ、インドを感じます。
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キオスク的な店ですが、ディスプレイがカラフルで綺麗。
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インドのマックには、普通のハンバーガーはありません。彼らは、肉は鶏肉とラムしか食べないので、あるのはチキンバーガー。そして、かなりの人がベジタリアンなので、ベジバーガーというのがあります。

ホテルに到着。
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Sea Princess Hotelという5つ星のホテルを支部が取ってくれました。
ここに宿泊し、デモ、ワークショップもここで行います。
素敵なホテルなのに、全然のんびりくつろぐ暇がなかった! 残念です。

荷物を置いたら、支部長の家へGo!
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こちらがリビングルーム。窓のグリーンが綺麗。
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支部長に草月流ゆるきゃら「いけるちゃん」のぬいぐるみとTシャツをプレゼント。

では、庭の木や葉を切らせてもらいに次の家へ。
海外では、枝や葉はあまりアレンジに使わないため、花屋では入手が難しく、ほぼ誰かの庭に切らせてもらいに行きます。
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私の左隣がサーシャ。億万長者です。この単語、日本では使うと浮く感じがするけど、インドでは普通にすごい方がいます。
まず、マンションかと思った巨大な建物がお家でした。
ふたつのテレビ局、インドの巨大銀行、そして製薬会社を所有されているというので、日本では、なかなかそういう人、いないと思うのです。
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邸宅内のほんの一部。
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よく分からないけど、ホールのようなものまであります。

いつもインドの上流階級の方のお家で、心の中では、「すごい!すごすぎる!」と一人大騒ぎしているのですけど、あまり騒ぐのもはばかられ、表面的には平常心を装っています。
ちなみに車庫には車が20台ぐらいありました。あまり写真を撮りまくるのも失礼なので、撮っていませんが。

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広大なお庭から、おもに葉物を切り取らせて頂きました。使用人の庭師がずっと横でサポートしてくれるので、私も少しマハラジャ気分。
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車にパンパンに詰めこみます。
ちなみに、インドのこの階級の人々は、車を数台所有し、専属のドライバーを何人か雇っているため、私は、あの有名なインドのオートリクシャーに乗る機会がいつもないのです。

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支部長の教室で、デモの作品を考えていきます。通称「下いけ」と呼ばれている作業です。
ここに到着したのが午後3時ぐらい。そして、驚愕のリクエストを受けるのです。
「デモで、11作品作って欲しい!かつ会場に大きめの作品を4つほど作って欲しい」
「ワークショップの前では、少なくとも6作品、デモして欲しい」

つまり、今日と明日の2日間で、21作品準備するということ。
これは、正直きつい。
もちろん「無理です」的な話はしました。が、すごくムンバイ人は饒舌で、どちらかというと人の話は全くもって聞かないため、これはディベートするだけ無駄だな、と悟り、頭を作るほうに切り替えました。
ここからは、もはや死に物狂い。生け花なのに、体育会系です。
「できる、できる、できる」頭の中で、松岡修三をイメージします。

去年ニューデリーでやったとき、あっちの人は穏やかで上品だったのに、なにかキャラクターの違いを感じるムンバイ。
私が下いけでいろいろ考えているときも、やたらずっと話しかけてくるし、サポートに来てくれた2人と支部長もずっとしゃべりっぱなし。しまいには、3人で言い争いをしていたり。
なんていうんでしょう。激しいです。情熱的すぎるというか。
最終的には私も、違うと思ったら相手が話している途中でも、上にかぶせるように話しはじめ、大きな声で強く主張するというムンバイ方式を習得しました。

ずっとやっていて、煮詰まったので、町の花屋へ。
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でも、あまり欲しい花がなく、翌日早朝、卸売り市場へ出かけることにしてみました。
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このアレンジの仕方、インドっぽいですね。
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これらは、神様にささげるための花輪のようなものです。

この日は夜の10時半過ぎまでがんばり、ホテルに着いたら11時。
せっかくのいいホテルなのに、あまり味わう暇もなく、翌日の早朝5時おきに備え、すぐ寝ました。

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ホテルに帰る途中、道端でいっぱい夜店が開いていました。
こんなキオスク的な店でも、ココナッツって、丸のまま売っているんだー、とちょっと感動。

では、続きは次のブログで。
[ 2015/09/06 11:18 ] お仕事 | トラックバック(-) | CM(0)

シンガポール大学の学生に生け花体験レッスンを!

前回のブログ更新から、怒涛の毎日で、なかなか更新できませんでした。
でも、書くことはおかげでたくさんあるので、今週は珍しく怒涛の更新を見せてみようかと思います!
ちなみに、face bookは我ながら、かなりの頻度で更新しているので、facebookをやっている生徒さんがいれば、ぜひお友だちリクエストを送ってくださいね!
やっていない人も、メルアドを登録すれば、閲覧はできるようになるので。

5月末にシンガポール大学の学生に生け花体験レッスンを行いました。
今日はまずそのレポートを。
海外の人に、しかも1回だけで、「わあ、生け花っていいなあ」って思ってもらえるように、こういうときはとても全体の構成に悩みます。

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まずはスライドで、「生け花って何?」「そう、それは花を通しての自己表現なのよ」みたいなことを、説明。
こういうのは、つまらなくなってはいけないので、ときどきジョークをとばしながら、眠くならない話を心がけています。

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みんなに用意したのと全く同じ花材で、3種類、いけてみせます。
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まずは基本花型。
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ニューサイランの線を利用した幾何学的な形。
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こーんなことも、できるんだよー!って。葉でいろんな形を作ってみせました。
ノリがいいので、ちょっと葉をくるくるっと形づくると、おおおおー!と喜んでくれます。
正直、楽しい!

そして、さあ、みんな、やってみよう!
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やっぱり、体験レッスンは、自分でやってみてもらうのが一番。見ているだけより、実際やってみると、100倍楽しいのが分かるから。
何のルールもなく、自由にいけてもらいました。でも、「気持ちを表現してみてね!」とお題を出して。
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結構みんな上手です!

ボーイ代表
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ガール代表
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生け花は人を表すというけれど、なにかはつらつとした若さをやはり作品から感じますね。

みんなの作品はアルバムにまとめました。お時間のある方はぜひ。
シンガポール大学の学生たちと

終わったあとは、うれしそうに写真のとりあいです。楽しそうでいいなあ。見ていて、うれしくなります。
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ボーイズたちも。
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そして最後は集合写真。
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実はシンガポール大学、アジアではランキング1位、東大よりも難しい大学だそうで、
この子たち、すごく優秀なんだなあ、としみじみ。全くそんな風には見えないところがまた魅力です。
元気をもらった1日でした。

次も更新、がんばりまーす!

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。
[ 2015/07/15 23:20 ] お仕事 | トラックバック(-) | CM(2)